プール・ボランティアのミッションは、「障害者も健常者も同じようにプールを楽しめる社会の実現です。」(定款第3条)
そのミッションを達成するためには、まず、プールのハード面を充実させなければいけません。
以前、新しく大きなプールができるというので、そのプールのオープン前にスタッフの研修に行ったことがありました。
最新式のプールのはずが、水中スロープもない、多目的更衣室のボタンは高い位置にあって車いす者の手が届かない、
ドアストッパーがついていないなど、そりゃあもうひどすぎるプールでした。
なぜ、こういうことが起きるのでしょうか?
これは、プールの設計の段階で障害者が利用するという視点が抜けているからです。障害者の立場にあるものが、設計のときに加わっていないからです。プールという大きな構造物は、完成してしまってからではもう手遅れなのです。
これからプールを建てようと計画しているみなさん!
プール・ボランティアをプールの設計会議に参加させてください。
「障害者が使いやすいプールは、健常者にも使いやすいプールなんです。」
© NPO Pool Volunteer.